ご存じですか？Instagramが変化していること──いまこそマーケティングの原点回帰へ

ご存じですか？Instagramが昨年、アルゴリズムの大きな変更を行ったこと。

リール以外の投稿が極端に拡がりにくくなり、「いいねが減った」「フォロワーが増えない」「投稿が埋もれる」という声は、ほとんどの美容室で聞かれるようになりました。

実際、Instagram広告へのシフトを選んだサロンも少なくありません。でも、広告費をかければ万事OKかと言えば、そんなに甘くはない。“見られない時代”になった今こそ、集客全体の導線を見直す時期なのかもしれません。

【集客の実質コストアップは避けられない】

SNSでのリーチが激減する中、Instagramをはじめとした広告媒体への依存度はますます高まり、集客にかかる実質コストは確実に上昇しています。

そしてその一方で、集客支援をうたうサービスも乱立し、何を選ぶべきか判断しづらい時代に突入しています。

マーケティングにおいて、集客は“出口”にあたる部分です。ここばかりに着目しても、入り口（誰に・何を・どう届けるか）の設計が曖昧であれば、結果はついてきません。

「映える」「バズる」そんな表現がSNS全盛期を象徴していましたが、今やそれらは通用しづらくなってきました。

いま必要なのは、地に足のついたリアルな来店導線。そしてオンラインとオフラインをつなぐ、シンプルかつ一貫性ある流れです。

「誰に届けたいのか」「どんな体験を用意しているのか」──これらを改めて明確にし、情報の出し方・順番・設計全体を見直すこと。

複雑化しすぎたSNS戦略やメニュー構成を、削ぎ落とし、“お客様が迷わず来店できる状態”を作ることこそが、次の時代の勝ち筋です。

集客とは、ただ「見てもらうこと」でも「来てもらうこと」でもありません。

オンラインで得た興味関心を、リアルの体験にどう橋渡しするか。 そのためには、導線が滑らかである必要があります。

いまや集客とは、「見つけてもらう」時代ではなく、「選ばれ続ける」時代です。そこで求められるのは、一発のインパクトではなく、構造としての継続性・信頼感・わかりやすさ。

HOTBoostを含む新しい集客支援の導入は、この“構造化された導線”の中でこそ活きてきます。

SNSをやめる必要も、広告を否定する必要もありません。ただし、そのどれもがバラバラに存在していては意味がありません。

整理され、連動し、リアルと繋がった状態。それがあってこそ、集客は本来の成果を発揮するようになります。そこに私たちが「導線」と繰り返す理由があります。

変化の速い時代において、無駄な努力を減らすためにも、いま改めて原点に立ち返ることが、結果的に最短ルートになるのかもしれません。