AI活用にご注意を──それ、本当に効果出てますか?
- michio kobayashi
- 10月16日
- 読了時間: 2分

最近、美容室でもAIを活用する動きが加速しています。ブログ記事の自動生成、ホットペッパーのキャッチコピーやクーポンの文言、果てはスタイル写真までAIで作るケースも出てきました。
便利に見えるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。
平均的な“それっぽさ”で終わっていませんか?
AIは便利ですが、その出力は「平均値」です。つまり、多くの人が使うと“どこにでもあるような”言葉や内容に落ち着きがち。プロンプトの工夫や、自分の意志をしっかり反映させる編集がなければ、結果として「埋もれるだけの記事」や「どこにでもあるサロンの紹介」になってしまいます。
マーケティングは、本来専門職です
元々、マーケティングは戦略と分析の知識が必要な領域。AIのおかげでアクセスしやすくなりましたが、効果的な導線設計や、クリックされる言い回し、ヒットワードの使い方など、「人の心を動かす仕組み」は、知っていなければ組み込めません。
実際、AIが書いた文章をそのまま使って成果が出なかった、という相談も増えています。
写真は特に危険──スタイル写真のAI利用はNG
中でも注意していただきたいのが、AIによるスタイル写真の作成です。たしかに綺麗に見えるものもありますが、あくまで架空です。サロンが提供する技術を反映していない写真には「再現性」がなく、来店後のギャップが大きければ、信用を失う結果にもなりかねません。
ホットペッパーでは既に禁止になっていますが、見る人も気づきます。
私たちとの違いは「結果につながる使い方」です
私たちのサービスは、AIの便利さを認めつつも、その先にある「選ばれる導線」を一緒に設計することを重視しています。必要な場面でAIを活用しつつ、人の感性と戦略で「来店につながる」設計に落とし込む。そこが、私たちの仕事であり、AIだけでは決して到達できない部分です。
「便利さの裏にある落とし穴」──今一度、見直してみませんか?
ツールとしてAIを上手く使うのは素晴らしいことです。ただし、“丸投げ”した瞬間から、発信の価値は下がっていきます。
使い方ひとつで、AIは“助け”にも“足かせ”にもなりえます。
だからこそ、私たちは「人が介在する価値」に、これからもこだわっていきます。



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