集客に伸び悩むサロンへ。広告は“合う媒体”を選ばないと逆効果です
- michio kobayashi
- 9月10日
- 読了時間: 3分

美容室の新規集客が、じわじわと難しくなってきました。ホットペッパーのようなプラットフォームに頼るだけでは、価格以外の差別化が効きにくくなっており、「値下げ以外の打ち手が見つからない…」と悩む声も増えています。
そこで改めて注目したいのが、“サロンに合った広告”を活用することです。ただし、広告にも向き・不向きがあります。むやみに始めると「広告費だけかかって予約はゼロ」ということにもなりかねません。
1.広告には「種類」と「機能」がある
広告はすべて一括りではありません。目的や媒体によって向き不向きがはっきりしています。
広告の種類 | 向いている用途 | 特徴 |
Instagram広告 | 個人指名客の集客 | ビジュアル重視。写真・動画が命。特定のスタイリストを推したい時に有効 |
Facebook広告 | 幅広い層への接触 | 年齢層高めのユーザーに有効。アクセス地域設定がしやすい |
X広告(旧Twitter) | 話題づくりや拡散 | 店舗の知名度を上げたいときに活用。エッジの効いた訴求が必要 |
TikTok広告 | 若年層向けの認知・集客 | 動画コンテンツが得意なサロンなら強い。内製できるとコスパ最強 |
Google広告 | 店舗集客に特化 | 「◯◯駅 美容室」など検索連動型。店舗名検索にも有効。 |
2.なぜ、広告をプラスする必要があるのか?
今、月間100〜300名,それ以上の新規を獲得しているサロンの多くは、集客サイト+広告の併用を始めています。
特にホットペッパーだけでは限界を感じ始めたサロンが、
独自に指名予約を取りたい
価格競争から抜けたい
来店動機をコントロールしたい
という理由で、広告に目を向け始めています。
3.広告を活かすには“準備”が8割
広告は打てば勝手にお客様が増える…わけではありません。成功するサロンに共通しているのは、次のような準備です:
ビジュアル素材がある(写真・動画など) →プロに撮影依頼すると高額。内製できればコスパ〇
目的が明確(認知なのか予約なのか) →認知と予約は別。混同すると効果がブレる
導線が一貫(広告→予約までの流れ) →途中で迷わせない工夫が必須
4.内製か、外注か? 迷ったら相談を
広告運用は、「どこまで自分でやるか」でコストが大きく変わります。
内製:安価だが、慣れが必要
外注:効果的だが、費用がかさむことも
LP(ランディングページ)制作:コスト重め、慎重に ←当社では非対応
ちなみに弊社では、Google広告運用とMEO対策に特化したサポートも行っており、高額LPや撮影を使わなくても、シンプルな運用で即効性の高い効果を出す施策をご提案しています。
まとめ
広告は、集客の“足し算”ではなく“戦略”です。使い方を間違えると、広告費だけが残り、予約はゼロという悲劇も。
でも、媒体の特性を理解し、適切な運用ができれば、価格に依存せずに「行きたい」と思ってもらえるサロンをつくることも十分可能です。
広告を“集客の武器”として、正しく使ってみませんか?



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