なぜ「集客支援サービス」を見ても動けないのか──美容室経営の本質的な課題とは
- michio kobayashi
- 11月7日
- 読了時間: 3分

SNSやネット上を見ていると、「美容室の集客を支援します」「予約数が◯倍に!」といった広告を毎日のように目にします。
内容を読むと、どれも魅力的です。
「ホットペッパーで効率的に集客する方法」
「ホットペッパーに頼らない集客術」
「値下げしないで売上を伸ばす方法」
「1日3人の入客で月25万円の安定収入」
どれも一見、“これはいいかも”と感じるものばかりです。
しかし、実際に申し込む人はごくわずか。
多くの方は、なんとなく気になりながらも、行動に移さずそのまま通り過ぎてしまいます。
では、なぜ「気になる」のに「動けない」のでしょうか。
本当の理由は「自分の課題が見えていない」から
多くのサロンが抱えている本質的な理由は、
「自分たちの課題を正確につかめていない」ことにあります。
たとえば、
新規のお客様が、どうして増えないのか
集客は必要だけど、十分な席数やスタッフ数が確保できているのか
技術に対する評価はどうなのか
リピート率を伸ばせる余地があるはず
SNSやポータルサイトなどで十分な露出ができているのか
さらに、
実際の新規数を正確に把握できていない
どのルート(媒体・紹介・SNS)から来店しているのか分からない
新規のリピート率(2回目来店)や3回目来店率が追えていない
こうした「数値の見えなさ」も、課題が判明しない大きな原因です。
例えば、毎月新規客数300人以上と聞くと、どう思いますか?
すごいな!ではないのです。
リピートが全然取れてない、課題は集客ではないのです。
現状や環境、データが曖昧なままでは、原因を感覚で判断してしまい、
“本当に手を打つべき場所”を見誤ってしまうことがあります。
言い換えると、解決策の問題ではなく、「診断」ができていない状態です。
課題が明確になれば、
「自分たちにはこの方法が合う」「今はここを直すべき」と判断できます。
逆に、見えないままでは、どれも魅力的に見えてしまい、結局“選べない”ままになります。
大切なのは「選ぶ前に、自分を知る」こと
私たちは、そうした“入口の迷い”の段階からご相談をお受けしています。
サービスの良し悪しよりも、まずは「今の状態を正しく理解する」ことが先です。
たとえば、
予約が伸びないのは集客の問題ではなく、来店後の定着率かもしれない。
リピートが少ないのは、技術ではなく「予約導線」に原因があるかもしれない。
スタッフの生産性の差は、指名構造やメニュー設計のズレにあることも。
こうした“根本原因”が見えると、焦ってあれこれ試す必要がなくなります。必要なことと、今やるべきでないことが整理できるのです。
まずは、「現状を見える化」してみませんか?
私たちは、そんなサロンの集客余力を30秒で確認できる無料の自己診断ツールを用意しています。
強み・弱みを数値で見える化する入り口にあたり、次に取るべき方向性が分かる仕組みです。
→ 自己診断を試す
診断結果を見たうえで、必要な場合のみご相談を受けています。内容によっては「今はやめておいた方がいい」とお伝えすることもあります。私たちの目的は、“売ること”ではなく、“間違えないようにすること”だからです。
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「診断はしたけれど、うちの場合はどう考えればいいの?」そんな方は、気軽にご相談ください。
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無理な営業は一切行いません。
サロンの現状を一緒に見つめ、最適な方向を整理するお手伝いをしています。
私たちは気づきのお手伝いに始まり、必要に応じて具体的なサポートをします。
結び
集客方法を探すことも大切ですが、それ以上に大事なのは「自分たちの現状を理解すること」です。
焦らず、まずは「見える化」から。それが、あなたのサロンにとっての最短ルートになります。



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